パンダバス 香港・マカオ支店です。
8月10日現在の香港での新型コロナウィルスの状況をお知らせします。
新型コロナウイルスに対する国の規制状況
先週から今週にかけて、香港での新型コロナウィルス感染者数は568名増えました。
8月10日現在、香港での新型コロナウィルス感染者の合計数は4,080名となりました。2,847名が既に回復し退院しています。死亡者は52名となります。
7月29日0時より8月11日まで、室内を含む公共の場で集まれる人数は2人までとなっています。また、レストランは18時以降持ち帰りのサービスのみ提供されています。1つのテーブルの着席人数は最大2名まで、レストランの着席率は50%以下となります。室内場所だけではなく、全ての公共場所ではマスク着用は強制されています。マスク着用を拒否する者には5000香港ドル(約7万円)の罰金が発生します。映画館・カラオケ館・ゲームセンター・水泳場・スタジアムなどの施設は閉まっています。香港政府は約2週間後香港市民に無料のコロナウィルス検査サービスを提供する予定です。
6月30日香港政府は、中国本土・マカオ・台湾からの入境規制措置(14日間の強制検疫)を9月7日まで延長すること、海外からの入境規制措置については9月18日まで延長となります。
中国本土・マカオ・台湾・海外からの外国人は過去14日間以内に他国に滞在していた場合、香港への入境は禁止とされます。
中国本土・マカオ・台湾・海外から香港へ戻る香港居民には検疫を設けており、空港近くの医療施設でPCR検査を実施しています。陰性反応なら14日間指定の場所で強制隔離し、陽性反応があればすぐに病院へ移送し、新たな感染を阻止しようとするものです。
中・小学校については、予定通り9月に新学期が始まりますが、別途通知があるまではオンライン授業の形になります。幼稚園1年から2年は今年授業中止となっております。
街の様子
現地のスーパー、レストラン、その他の商業施設などは、通常通り営業しています。香港人は皆マスクを着用しています。レストランなどでは入店の際に体温の確認が行われるとともに、テーブル間は一定以上の距離が保たれ、要所には飛沫を防ぐアクリル板などが張られています。テーブルは最大2名まで使用可能です。
香港政府は引き続き「人の集まる場所は避け、人との距離は1メートル以上を保つ」よう注意の喚起をおこなっています。
旺角の写真:
観光地の状況
レーザーショーのシンフォニーオブライツは毎日行われております。
SKY100展望台は開放しましたが、香港オーシャンパーク、香港ディズニーランドなどの観光地は別途通知があるまで閉園となっております。
以上、香港・マカオ支店からのお知らせでした。
また、皆さまとお会いできる日が早く来ることを願っています。
参照サイト
https://www.coronavirus.gov.hk/chi/