パンダバス 香港・マカオ支店です。
9月14日現在の香港での新型コロナウィルスの状況をお知らせします。

▶新型コロナウイルスに対する国の規制状況

9月7日から9月13日にかけて、香港での新型コロナウィルス感染者数は79名増えました。
9月14日現在、香港での新型コロナウィルス感染者の合計数は4,958名となりました。4,630名が既に回復し退院しています。死亡者は100名となります。

9月11日0時より、室内を含む公共の場で集まれる人数は4人までとなっています。1つのテーブルの着席人数は最大4名まで、夜22時までレストランでの店内飲食が可能です。22時以降は持ち帰りのサービスのみ提供されています。また、郊外公園や室外で運動する場合はマスク着用は不要になりました。室内場所ではまだマスク着用は強制されています。マスク着用を拒否する者には5000香港ドル(約7万円)の罰金が発生します。

映画館と美容室は8月28日より、ジムルームは9月4日より、ゲームセンターや麻雀館は9月11日より再開しました。しかし、バー・カラオケ館・水泳場・スタジアムなどの施設はまだ閉まっている状況です。

9月1日より14日まで、香港住民は無料でコロナウィルス検査を受けることが可能になります。しかし、事前オンライン予約が必要となります。
昨日(13日)まで、171.9万人は検査を受けました。

6月30日香港政府は、中国本土・マカオ・台湾からの入境規制措置(14日間の強制検疫)は続きます、海外からの入境規制措置については9月18日まで延長となります。

中国本土・マカオ・台湾・海外からの外国人は過去14日間以内に他国に滞在していた場合、香港への入境は禁止とされます。
中国本土・マカオ・台湾・海外から香港へ戻る香港居民には検疫を設けており、空港近くの医療施設でPCR検査を実施しています。陰性反応なら14日間指定の場所で強制隔離し、陽性反応があればすぐに病院へ移送し、新たな感染を阻止しようとするものです。

中・小学校については、9月に新学期が始まりましたが、別途通知があるまではオンライン授業の形になります。幼稚園1年から2年は今年授業中止となっております。

▶街の様子

現地のスーパー、レストラン、その他の商業施設などは、通常通り営業しています。香港人は皆マスクを着用しています。レストランなどでは入店の際に体温の確認が行われるとともに、テーブル間は一定以上の距離が保たれ、要所には飛沫を防ぐアクリル板などが張られています。テーブルは最大2名まで使用可能です。

香港政府は引き続き「人の集まる場所は避け、人との距離は1メートル以上を保つ」よう注意の喚起をおこなっています。

尖沙咀東部の様子

▶観光地の状況

レーザーショーのシンフォニーオブライツは毎日行われております。
SKY100展望台は再開しましたが、香港オーシャンパーク、香港ディズニーランドなどの観光地は別途通知があるまで閉館・閉園となっております。

以上、香港・マカオ支店からのお知らせでした。
また、皆さまとお会いできる日が早く来ることを願っています。

・参照サイト
http://www.coronavirus.gov.hk