パンダバス 香港・マカオ支店です。
9月7日現在のマカオでの新型コロナウィルスの状況をお知らせします。

▶新型コロナウイルスに対する国の規制状況


9月7日現在、マカオでのコロナウィルス感染者の合計数は46名です。全員が回復してるおり、死亡者は出ていません。

3月よりマカオ居留民以外の入国はすべて禁止されており、居留民であっても中国本土・香港・台湾以外からの入境ならびに過去14日以内にその他の外国に滞在履歴のある者の入境は禁止されているます。上記に該当しない場合は入境できますが入境後は14日間の強制検疫の対象とされます。

5月よりマカオ-香港間をつなぐ港珠澳大橋のシャトルバスは運行を再開しております。

6月18日に急きょ発表があり、当日より、ハウスオブダンシングウォーターは公演を一時停止し、来年2021年1月に再開される予定です。

7月15日午前0時以降は、マカオ人、外国人問わず、新型コロナウイルス拡散検査陰性証明書の提示が必須化されます。以前通りマスク着用、検温、QR読み取りによる健康診断コード(直近14日間の滞在歴、新型コロナ患者との接触歴の有無、発熱・咳の有無、連絡先の入力)の提示は継続されます。14日間の隔離検疫の撤廃により中国からのカジノ客が来るための対策とされています。

7月15日朝6時より、中国人のブルーカード所持者は14日の隔離観察なしでマカオから珠海(広東省)間の通関が可能となります。なお、新型コロナウイルス拡散検査陰性証明書の提示が必要になります。
マカオ側からの通行は、横琴・港珠澳大橋のみ利用可能です。体温測定はなく検温ゲート通過のみです。

政府の発表によりますと、14日間の隔離観察に利用していたシェラトンホテルは8月14日をもって終了予定、対象ホテルは、金皇冠中国大酒店(Golden Crown China Hotel)と、皇庭海景酒店(pousada marina infante)となります。

マカオ内では、政府からの補助金として8-12月に利用できる電子マネー5,000MOPがマカオID保持者のみに支給されております。
1日300MOPのみ利用可能ですが、マカオ内では消費が高まる可能性があります。

8月7日0時より、香港からの到着時に必要なNAT証明書(nucleic acid test)の有効時間を、72時間以内から24時間以内の検査結果に厳しくすることを決定しました。また、香港ーマカオに移動する公共交通機関の運転手は、乗車時にNAT証明書を提示しなかった乗客を拒否すること、この要件に違反したオペレーターや運転手は、関連法律・規制に応じ罰則となります。14日以内に香港に滞在していたすべての入境者は、NAT証明書に関係なく、指定のホテルで14日間の検疫と医学的観察となります。

8月12日より検査をしてNAT証明書(nucleic acid test)所持のマカオ国籍者は、中国国内全土へ入境することが可能となりました。しかし、外国籍パスポート所持の労働ビザの人々は対象外です。

8月18日より「横琴新口岸」が開通されました。
ルートは変更ございませんが、今まではマカオの税関(マカオ側の土地)からバスで橋を渡って中国の税関(中国側の土地)へ行くことでしたが、
マカオのバスで橋を渡り、中国側の土地にてマカオ税関および中国税関の審査を同時に受けることとなりました。

9月5日のニュースにて、今後5万人のレストラン従業員に核酸検査(NAT)を実施予定、3千~4千人/日の実施、2週間以内に完了の予定とのことです。ホテル内レストラン優先の対応であることは想定されます。

▶街の様子


公共交通機関利用にはマスク着用義務、公共施設への入館には、マスク着用、体温測定、QRコード読み取りの健康証明申請が必要となりますが、
特にレストラン、外出制限などありませんので、皆さん普通の生活をしています。

▶観光地の状況


聖ポール天主堂(納骨堂は閉鎖)、セナド広場、市政署、マッコウ廟、マカオタワー、教会、博物館など、主要な観光ポイントは再開しています。

8月7日にマカオではテレビ会議を通じて世界遺産都市機構(OWHC)への加盟式典が行われました。OWHCへの組織参加は蘇州と都江堰に続いて、中国エリアで3番目の都市となります。今年はマカオ歴史地区の世界遺産登録15周年を記念しており、マカオ文化局は一連の祝賀行事を主催していると述べました。実際には文化局において7月にイベント開催や、Youtubeチャンネルにて世界遺産保護の発信などを行っています。

以上、香港・マカオ支店からのお知らせでした。
また、皆さまとお会いできる日が早く来ることを願っています。

・参照サイト
https://www.ssm.gov.mo/portal/