パンダバス・カンボジア支店です。
6月4日現在の、カンボジアの新型コロナウィルスの状況をお知らせします。
コロナウイルスに対する国の制限状況
6月1日現在、カンボジアでのコロナウィルス感染者の合計数は125名いますが、123名が既に回復をしています。死亡者は出ていません。
治療中の2名に関しまして、カンボジア国内での感染ではなく、タイから入国したカンボジア人男性が感染していました。
プノンペン空港から入国するすべての乗客に検疫を設けており、空港近くの医療施設でPCR検査を実施しています。陰性反応なら、自宅等で自主隔離を義務つけており、陽性反応があれば14日間強制隔離となります。
3月31日より、ビザ免除、観光ビザ、eビザ、アライバルビザの発給を期限未定で引き続き中止しています。全ての旅行者は、有効なビザと72時間以内に発行された「新型コロナウィルスの陰性証明」、5万米ドル以上の保険が必要です。
現地の街の様子
シェムリアップは、完全に観光客の姿はなくなっています。ホテルや観光客向けのレストランは、次々を一時休業中です。地元のスーパー、レストランなどは、通常通り営業しています。地元の人が、パニックになるというようなことは起こっておりません。
プノンペンも同様に、「不要不急の外出は避けて、人の集まる場所に行かない」という注意が行き届いております。外資系企業の駐在員は、帰国命令が出て、帰国した人も多い状態です。
カンボジア全体としては、市場、レストランは閉鎖しないと決定しているので、人々は普通通りに生活しています。
オールドマーケット周辺ですが、市場などは営業していますがお土産屋さんは閉まっています。
観光地の状況
アンコールワットやアンコールトム、タ・プローム寺院などの遺跡群は閉まっていません。外国人観光客はいませんが、週末に訪れる現地のカンボジア人が多くなってきています。
観光客で賑わうパブストリートも、3月より営業を停止しています。
保健省は、6/1から博物館の再開を許可しました。これに伴い、プノンペでは国立博物館、トゥールスレン博物館、キリング・フィールドなどが再開していますが、王宮はまだ閉鎖中です。
シェムリアップでも、カンボジア・カルチャー・ビレッジが営業を再開しましたが、シェムリアップの博物館は、再開時期を検討中とのことです。
カンボジア支店からのお知らせでした。
また、皆さまとお会いできる日が早く来ることを願っています。
参照サイト
http://moh.gov.kh/?lang=en
https://www.facebook.com/MinistryofHealthofCambodia