パンダバスジャカルタ支店です。
6月8日現在で確認できるジャカルタの新型コロナウイルスの状況をお知らせします。

インドネシア(ジャカルタ)の現状

ジャカルタでは6月4日ジャカルタ特別州知事より6月を「安全で健康的、生産的な社会」に向けた移行期間に設定し、一部の活動が随時再開可能となる旨が発表されました。ただし州ごと規制緩和の内容、日数などは異なっている状況です。

以下、最新の規制内容となります。
(1)基本原則
1. 自宅外での活動は健常者に限定。特定の活動については、高齢者(60歳以上)・妊婦・子供は許可されない。
2. 施設や諸活動における利用者・参加者は、定員の半数以下とする。
3. 人と人との間では、安全な距離(1メートル)を保つ。
4. 外出時には必ずマスクを着用する。
5. 定期的に石鹸で手洗いを行う。
6. 咳やくしゃみのエチケットを守る。

(2)活動再開可能な活動分野と時期
6月5日以降
・宗教施設での宗教活動
・屋外スポーツ施設
・タクシー 
6月8日以降
・事業所
(出勤者数を全従業員の半数とし、半数は在宅勤務。通勤・休憩・帰宅時間の重複を避けるため、出勤する従業員を2つ以上のシフトに分け、勤務時間帯に少なくとも2時間の差を設ける。)
・工業・倉庫業
・独立店舗の飲食店、小売店、ショールーム
・サービス業(修理工場、コピーサービスを含むサービス)
・社会文化施設(博物館、図書館等)
・バイク・タクシー
6月13日以降
・公園、ビーチ
6月15日以降
・ショッピング・センター、モール、市場(食料品以外(注:食料品は 既に規制対象外))
6月20日以降
・屋内外のレジャー施設、動物園

(3)移動手段
1. 6月5日以降、個人所有の車両(乗用車、バイク)は、乗客が家族同士であれば定員制限(乗車定員半数以下)を解除する。家族でなければ、乗員定数の半数の制限を継続する。
2. 6月5日以降、公共交通機関の運行時間を正常化する。ただし、車両の乗員数は定数の半数とする。

ジャカルタの街の様子

依然ジャカルタにおきましては未だ感染者数がなかなか減らない状況が続いておりますが、規制緩和の発表や小売店の営業再開などに際し街中の交通量は増加してきております。
しかしながら、スーパーマーケットやモールへ入店する際にはマスク着用、体温検査、一部では手洗い・手消毒の措置が引き続き取られています。

6月8日インドネシア1

6月4日の発表によりインドネシア国内の観光施設なども徐々に再開となっている状況でございますが、インドネシア国内の渡航に関しましては現状ビジネス目的以外では規制がされている状況となっており目的地により必要書類や検査が異なる現状となっております。

以上、ジャカルタ支店よりお知らせいたします。
また、皆さまとお会いできる日が早く来ることを心より願っています。

参照サイト
https://www.kemkes.go.id/
https://www.indonesia.travel/gb/en/coronavirus
https://www.garuda-indonesia.com/id/en/news-and-events/kebijakan-operasional-terkait-covid19#