パンダバス 香港・マカオ支店です。
2月8日現在のマカオでの新型コロナウィルスの状況をお知らせします。

▶新型コロナウイルスに対する国の規制状況

2月8日現在、マカオでのコロナウィルス感染者は1名増えました。合計数は48名です。46名が回復しており、死亡者は出ていません。

マカオ観光局は2月11日より開始する旧正月における祝賀花火・パレード・マーケットの中止を発表しました。

また、マカオ政府は例年行われている旧正月期間の爆竹販売・打ち上げ会場につきましても、中国からの輸入の懸念により本年は中止と発表しました。

2月8日付の政府公報で新型コロナワクチン接種計画の内容を発表しました。中国医薬集団(シノファーム)の不活化ワクチンの第1便となる10万本が6日にマカオに到着しています。
ワクチン接種は9日から開始する見通しで、最初の接種対象は前線で勤務する医療スタッフを想定しています。
無償接種の対象はマカオ居民(IDカード保有者)、マカオの学校に通う非居民の学生、囚人となります。

また、合法的にマカオに滞在する上記以外の人について(外国人就労ビザ保持者を含む)は、有償へと変更され、費用は1回あたり250HKD(約3,400円)の予定です。
接種は希望制、条件は18歳以上60歳未満、健康状態良好でリスクの比較的高い60歳以上を挙げた。マカオ政府が購入するワクチンは、いずれも2回の接種が必要となります。

*ドイツ・ビオンテックのmRNAワクチン、英国・アストラゼネカのアデノウイルスベクターワクチンは、まだマカオには到着しておりません。

12月23日より、隔離観察の日数が変更しております。
中国本土及び台湾以外の国からの入境者に対する隔離検疫は、外国人・マカオ居民共に21日間となります。(マカオ居民のみ初回は無料)
マカオ入境前21日以内に外国に滞在歴がある場合の中国本土、台湾、香港居民のマカオ入境を禁止します。
21日以降経っていれば、隔離検疫の条件で入境可。(台湾居民14日間、香港居民21日間、外国人は特別条件があり、政府に事前申請となります)

サンズチャイナ社は、コタイ地区の新IR施設「The Londoner Macao ザ・ロンドナー・マカオ」は、2月8日に第1フェーズが開幕予定と発表しました。館内の一部レストランは、招待客向けのみにすでにオープンしています。

https://www.londonermacao.com/macau-restaurants.html

中国本土にてCOVID-19の市中感染が相次いでいるため、現在のマカオにおける中リスク地域を報告いたします。(1月31日更新)

また、以下の様に春節における中国への渡航の注意喚起も発表されています。

広東省以外、特に中国北方地域への渡航に関しては、隔離検疫対象となるリスクが高い旨を提示しています。

〈中リスク地区〉

河北省:石家荘市全域、廊坊市の固安県、邢台市の南宮市/隆堯県、保定市の定州市西城区龐白土新民居北区

北京市:北石槽鎮、趙全営鎮、大興区天宮院街道

遼寧省:大連市全域

黒竜江省:綏化市、チチハル市昂昂溪区、ハルビン市香坊区/道裡区/道外区/利民開発区/呼蘭区、大慶市竜鳳区/南崗区

吉林省:通化市、長春市の公主嶺市范家屯鎮/二道区/緑園区、松原市松原経済技術開発区/寧江区

上海市:黄浦区外灘街道轄区(昭通路居民区と貴西小区含)、南京東路街道轄区、宝山区友誼路街道轄区

▶街の様子

公共交通機関利用にはマスク着用義務、公共施設への入館には、マスク着用、体温測定、QRコード読み取りの健康証明申請が必要となりますが、特にレストラン、外出制限などありませんので、皆さん普通の生活をしています。

QRコード健康証明は1月7日より現住所・またはマカオでの滞在先が入力必須となることが決まりました。

▶観光地の様子

聖ポール天主堂(納骨堂は閉鎖)、セナド広場、市政署、マッコウ廟、マカオタワー、教会、博物館など、主要な観光ポイントは再開しています。

City Of Dreamsの水上パフォーマンスショー‘ハウスオブダンシングウオーターの休演が無期限となりました。

以上、香港・マカオ支店からのお知らせでした。
また、皆さまとお会いできる日が早く来ることを願っています。

参照サイト
https://www.ssm.gov.mo/portal/