卒業生の45%程度が理系を選択している女子校です。
授業では、中等部1年~高等部2年の週1時間、「探究」の時間を設置。外部団体とも連携しながら中等部ではデザイン思考を用いた課題解決学習を、高等部では自ら課題を設定する探究活動(BOTTO PROJECT!)を行います。また、数学+地理や音楽+理科といった、教科と教科をつなぐ「教科横断型授業」にも力を入れています。こうした探究活動や教科横断授業の体験、一人1台所持するノートPCなどのICT機器も積極的に活用し、生徒の複眼的に物事を考える力を育成します。
土曜日は年間8回「土曜プログラム」を開講しています。約170の講座から、一人ひとりが興味や関心に応じて選択。専門性が高く興味関心によって選ぶことができ、他学年と交流しながら学ぶことの面白さを追求します。また、ほとんどの講座を外部講師が担当しています。ちょっと興味を持った分野をその道のプロから体験できる土曜プログラム。将来を考えるきっかけを掴んだ生徒も多くいます。
2023年度からは宿泊行事もリニューアルして実施します。
様々な体験から生徒の個性を伸ばしていきます。
中等部1年~高等部2年で、英語の取り出し授業を実施しています。中等部では英検2級程度の英語力がある生徒を対象に、FLT(Foreign Language Teachers)が授業を担当。中1は週6時間(うち1時間は日本人教員が担当)、中2は週4時間、中3は週3時間行います。FLTによる授業では洋書のテキストを用い、アカデミックな語彙やグローバルイシューに親しみながら、4技能の向上を目指します。
また、日本人教員による授業では、英文法の定着、和訳、要約演習を通じ、英語⇄日本語の運用能力の強化を図ります。
高等部では英検準1級を取得している生徒を対象に行います。洋書のテキストやその他の教材を用いてグローバルイシューに親しみ、批判的で創造的な思考を養います。洋書のペーパーバックを用いて小説を読むなどし、通常の授業以上に多量の英文を読み、アカデミックな語彙を習得するほか、世界の歴史や背景知識を英語で学び、エッセイライティングやディスカッション、プレゼンテーションなども行います。幅広い教養を身につけ、世界で活躍する国際人となるための素地を身につけます。
田園調布学園で学んだ生徒たちには、「自分たちが生きていく新しい社会、よりよい社会は、自分たちが創っていく」という気概を持って卒業していってほしいと考えています。そのために、「自分たちの学校を自分たちで良くしていこう」という気持ちで、たくさんの挑戦をしてほしいと思います。私たちは、そのような生徒たちを精一杯応援していきます。
ぜひ学校に見学にお越しください。